
東京都内で行われた村上もとか、石子順両氏の対談(8月15日号1面掲載)前にアニメ「フイチンさん」(原作=上田トシコ)を上映し多くの観客を魅了。主人公、大陸生まれの元気な少女、フイチン役を担当したのが縁で会場に駆けつけました。
舞台は「満州国」のハルビン。お金持ちのリュウタイ家の門番の娘フイチンが、わがまま坊ちゃま・リイチュウの遊び相手になるところから物語は始まります。「原作の『のびやかさ』を損ねないよう、元気いっぱいに演じることを心がけました」と、フイチンさながらの明るくのびやかな声で語ります。
声優になるきっかけは?と聞くと、「実は小学校の先生になりたかったんです」と意外な答え。日大芸術学部演劇学科を専攻したのも演劇の表現力が教育に役立つと思ったから。教育実習を終えたときに表現活動をより突き詰めたいと感じ進路を変更。舞台活動を続けながら、声優を始めました。「一つ一つのご縁が繋がって、フイチンさんに出逢えました」と、感謝の気持ちを忘れません。
「フイチンと父ちゃんが、温かい水餃子を食べるシーンがありますが、国は違っても、家族で毎日食卓を囲み、人生を楽しんで、明日の朝また元気に起きたいと願って、ささやかに生活している。それは、サザエさんのお茶の間でも、同じ。みんな温かく仲良く幸せになれたら…」と、日中友好への願いを語ります。
『それいけ!アンパンマン』(カレーパンマン役)、『機動戦士ガンダムSEED』(エリカ・シモンズ役)など人気アニメの他、旅番組、ドキュメンタリー、各種CMなどのナレーション、舞台、朗読劇などでも多彩に活躍。青二プロダクション所属。大阪府出身。」と、締めくくった。
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