日中友好協会(日本中国友好協会)

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HOME > 私と中国 > 2014年11月5日号

私と中国〈901〉

日中交流シェアハウス「ぱんだハウス」
オーナー兼プロデューサー


清水 隆志さん

 


日中異文化交流に尽力

 1984年生まれ。現在、日中交流シェアハウス「ぱんだハウス」オーナー兼プロデューサー。
 大学の寮で中国人留学生と仲良くなり、第2外国語も中国語を選択。2年生で寮を出てからも、もう1人の日本人と3人でルームシェアし、卒業まで過ごした。
 その後コンサルティング会社に在籍、江蘇省無錫でクライアント企業のプロジェクトのコンサルティングに従事し、2012年に帰国。ちょうど尖閣諸島領有権問題で日本のマスコミが中国批判を盛んに行なっていた時期で、「帰国して中国の良い面を伝えようと思っていた矢先の尖閣問題はセンセーショナルだった」と語る清水さん。
 中国で現地の人びとの親切に触れ、さまざまな日本文化のルーツとしての中国を感じてきただけに、メディアの報道に左右される国民の姿に疑問をもった。人びとがメディアに左右されてしまうのは実際に中国の人や文化になじみがないからだと考え、12年秋、日中異文化交流会を立ち上げ、季節にちなんだ文化交流イベントを毎月企画。
 さらに「交流会は点と点、交流会に参加している間だけでなく、日常的に交流できる機会と場所を」と、13年6月にシェアハウスを立ち上げ、さまざまなイベントや交流を行なっている。
 今後について、「今できている輪を広げていきたい。政府間の問題を直接解決するのは難しいが、国民一人一人が考え方を変えれば社会が変化する。そのムーブメントを作りたい」と語り、企業コンサルタントの経験を生かしたコミュニティメンバー間のビジネス面での協力推進も視野に入れている。
 詳しくは「ぱんだハウス」http://panda−h.com/
(浦辺)




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