日中友好協会(日本中国友好協会)

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私と中国〈825〉

平田 尚子さん写真 日中友好協会

全国大会最年少の参加者
平田 尚子さん

 

戦争の悲惨さ知り 中国に関心

 6月に愛知県で開かれた協会第60回全国大会で元気良く「大会宣言」を読み上げた。多くの初参加者のなかでも最年少の一人だった。
 中国に関心をもったきっかけは、予備校の世界史の授業で「中国での戦争の悲惨さを学んだ」こと。
 久留米大学国際文化学科では、中国近現代史を専攻。大学には「PANDA」という日中友好サークルがあり、たくさんの中国人留学生と知り合い、多くの刺激を受けた。
 中国語検定3級に合格してからは「中国との距離」がさらに近くなり、留学生との交流を通じ中国人の考え方や生活習慣の違いが分かり、一緒にさまざまなイベントにも取り組み、ますます中国への関心が高まった。
 大学4年の時、日中友好協会に出会い、中国映画鑑賞会や、沙飛写真展などに協力してきた。就職し、協会愛知県連に移籍し、中国と関わりは一層強くなった。
 「これからもっと中国の人との交流の輪を広げ、戦争の歴史も学んで、真の意味での日中友好の実現に微力を尽くしたい」と、若さと期待いっぱいの表情で話してくれた。(八木幸夫)

 

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