私と中国〈816〉
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囲碁ライター
左合 比登史さん
「日中友好囲碁大会」を全国に報道 |
27回続いている「日中友好囲碁大会」をたびたび取材し、日本棋院の「週刊碁」「碁ワールド」『アマ碁界』などに掲載、全国に紹介している。囲碁の棋力は、アマ六段。
ライターになる前は、新聞社・出版社の編集に携わっていた。「なぜ転職?」と聞くと「やはり碁が好きだからでしょう」。サラリと答えた。これまで、大学選手権、学生王座戦、宝酒造杯、ケーブルテレビ選手権、赤旗全国大会などを取材してきた。
自らも、東日本大学OB・OG囲碁会幹事をいまも勤め、学生の囲碁普及に尽力している。学生時代には、中国語、中国史を学び、中国にも深い関心をもっている。
一方、東京杉並区の原水爆禁止運動に参加、世界大会に毎年参加している。
先に亡くなった湯浅謙さん(元中国帰還者連絡会)の話もよく聞いた。湯浅さんもアマ囲碁の有段者だったが、「対局したかったが、残念です」と話す。
中国に行く機会がいまもないが、韓国とは毎年交互に「大学OB・OG親善対局」をやっている。4回訪韓した。
「日本の囲碁も最近若い人が参加しだしている。楽しみです」と、根っからの碁好きの顔をのぞかせた。(宣)