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私と中国〈782〉

三上 恵梨子さん写真

日中学生交流団体freebird 関東支部代表
三上 絵梨子さん

 

思いは必ず形にできる

 法政大学2年生。東洋近現代史を専攻しながら、日中学生交流団体「freebird」関東支部の代表として活動。5月12日から3日間、協会とともに東京・六本木ヒルズで「四川大地震発生1周年写真展 四川、加油!(がんばれ!四川)」を共催し、成功に尽力しました。
 今年8月17日から8日間、東京で日本と中国の大学生が合宿し、フィールドワークや討論などを通じて相互理解を深める「JAPANTRIP(ジャパントリップ)2009」に向けて、多忙な毎日です。
 「小さな頃から中国に興味があった」と話す三上さんは高校生の時、「日中21世紀交流事業」の交流で初めて訪中。以来、「東京の大学で、日中交流をしたい」との思いが高まり、地元の青森県から東京へ。大学1年目の夏から、「JAPANTRIP2008」のスタッフに加わりました。
 「中国への興味が薄かった日本の参加者が、ガラリと中国好きに変わるのを目の当たりにして、『思い』って、必ず形にできるんだな、と思いました」と振り返ります。
 今年の「JAPANTRIP2009」のテーマは、「食と環境」。人間の生活に欠かせず、また日中間、日中両国で問題となっているテーマです。
 「例えば新学期に初めて会うクラスメートと自然に友だちになるように、両国の学生が会って話し合って、真の相手を知る。相手の国を嫌いな人も、これで『変わる』きっかけになれば」と意気込みを語りました。(Z)

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