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武漢日記講演会

※1月に延期となります。講演会 『武漢日記 封鎖下60日の魂の記録』をめぐって(2023年12月14日(木)14時00分~16時00分)  

日本中国友好協会東京都連合会/日中友好東京文化センター 主催

講演会 『武漢日記 封鎖下60日の魂の記録』をめぐって 

講師 渡辺新一 中央大学名誉教授

このたび、方方 著『武漢日記 封鎖下60日の魂の記録』の翻訳者である渡辺新一先生をお迎えして、
講演会を開くことになりました。
中国の実状を知るためにも、ぜひご参加ください。

日  時 2023年12月14日(木) 14時00分~16時00分※1月に延期となります。
場  所 日中友好協会東京都連合会 千代田区西神田2-4-1
参 加 費 500円  
定   員  50名

講演要旨:
 2019年末に発生した新型コロナは瞬く間に全世界を覆いつくしました(COVID-19 パンデミック)。
大都市武漢は突如都市封鎖となり、武漢からは誰も出られず、外地にいた武漢人は武漢に戻れません。
極度の緊張が続く毎日が始まりました。当初、「人から人への感染はない」とした当局の発表により、
一時病院は阿鼻叫喚、多数の犠牲者が出ました。その責任を追及する方方の筆先は鋭いものがあります。
 最初に「コロナウイルス感染者」の存在をブログにあげた武漢センター病院の眼科医師李文亮は、デマを流布したとして処分を受け、
のち自ら感染して亡くなります。このことも含め、方方は毎日粘り強く事実を書いてブログに発信し続けました。
 当初は絶賛されていた彼女の日記は、批判の対象となり、中国本土では発行されないまま現在に至っています。
この日記は、単にパンデミックと戦った都市の物語だけではなく、中国社会・政治のありのままの現実が露出しているとおもいます。
なぜ、方方は批判され発表の機会を奪われたのか、を考えたいとおもいます。

『武漢日記 封鎖下
60日の魂の記録』とは;

新型コロナウイルス蔓延により、突如1100万人都市の武漢が封鎖された。
その2020年1月25日、封鎖の2日後から、武漢在住の方方(ファンファン)が、見聞きした市内の実情を克明に日記に書き、自身のブログに載せ始めた。
その日記は、武漢市の“真実”を伝えるドキュメントでもある。

講演者プロフィール:渡辺 新一 (ワタナベ シンイチ)先生
1946年生まれ。中央大学名誉教授。東京都立大学大学院博士課程満期退学。専門は中国現代文学。

著者プロフィール:方方 (ファンファン)
1955年、中国・南京生まれ。武漢在住の著名な女性作家。2010年、中国で最も名誉ある文学賞のひとつである魯迅文学賞を受賞。
武漢を舞台に、社会の底辺で生きる人々の姿を丁寧に描いた小説を数多く発表。

問合せ・申込先:日中友好東京文化センター
〒101-0065 千代田区西神田2-4-1 東方学会ビル
Tel:03-3261-0433 Fax:03-3261-1788 mail:tokyo@jcft-cc.jp

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