中国語講座の特色
発音の徹底…日中友好協会の中国語講座の特色
中国大陸で13億人以上の人が話している現代中国語。この言葉には5千年以上の歴史があります。日本と中国のかかわりを見ても、そこには2千年以上の歴史があります。日本は中国文化の影響を大きく受けながら日本文化を形成してきました。
文字について見ても、日本の漢字は戦後の文字改革を経て若干修正されましたが、基本的には中国で作られた漢字をそのまま使用しています。カタカナやひらがなも中国の漢字に由来しています。
しかし、中国語と日本語は言葉の系統から見るとまったく異なっており、日本人が中国語を学ぶときには、文字の一部の共通性はあるにしても、日本語とまったく異なった外国語として学ぶ必要があります。中国語を学び始めるとすぐに発音を身につける必要がありますが、少しでも中国語を耳にしてみると、日本語よりはるかに高低アクセントの強い、抑揚の極端な言葉であることがわかるでしょう。
日本中国友好協会の中国語講座では、特に発音教育に力を入れており、それがこの講座の特徴となっています。発音を学ぶには中国大陸で使用されているローマ字(ピンイン字)を使用します。また、漢字は1950年代の中国の文字改革の結果定められた中国式の略字(簡体字)をおぼえます。正確な発音を身につけるとともに、基本的な単語、簡単な文法を学んでゆきます。
基礎を着実に体得して行きますと、半年後・一年後には簡単な日常会話ができるようになり、また、中国語で書かれた文章も読むことができるようになります。