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HOME > 日中友好新聞 > 2014年10月15日号

日中友好新聞

大きく仲間≠増やし
日中友好運動にさらに活気を

 

兵庫県連が60周年を迎え企画した「異文化コンサート〜変面・二胡・モンゴル音楽」

 

 

8月にスタートし、11月中旬の全国理事会を区切りとする「組織財政特別強化期間」の3課題(@1200人の仲間づくりA中国百科検定拡充B1000万円緊急募金)実現をめざす活動が全国各地で意気高く展開されています。
兵庫、福岡の両県連、宇都宮、埼玉西部の各支部の取り組みを紹介します。

 


文化の力で外に打って出よう

 


「異文化コンサート」通じ組織拡大

兵庫県連合会事務局長 上田雅美


兵庫県連合会は今年6月の第60回県連大会で、来年の大会に向け70人の会員を増やす目標を掲げました。
兵庫県連は今年結成60周年を迎え、昨年の京劇神戸公演を教訓に「異文化コンサート〜変面・二胡・モンゴル音楽」を企画し大会後から取り組みました。
51団体、122人の個人にチラシ、チケットを手渡しまた送付して協力を求めました。県連役員4人が25団体を訪問し、日中情勢を語り協力を要請。この中で準会員2人を拡大しました。出演者にも宣伝を依頼しコンサート成功へ協力を求めました。
9月26日のコンサート当日は、330人が入場。パンフに「日中友好新聞の購読のお願い」を添え入場者全員に手渡し、前田会長の開演あいさつでも入会、購読を訴えました。今回のコンサートの取り組みを通じ9人が新たに準会員となりました。
9月28日の県連常任理事会の討議でコンサートを契機に成果が出始めている「仲間づくり」を持続させ、県連、支部の全役員、さらには全会員にも参加呼びかけを強め、11月の本部理事会までに20人、12月末までに20人、来年3月末までに15人、大会までに15人の節目をつくり取り組むことを決めました。

 

 

「中国百科検定」合格をはずみに

宇都宮支部事務局長 伊藤義昭

 

 

 公式テキスト『中国百科検定』を購入したことをきっかけに、「シルクロードを歩いてみるか」と読み始めたら地理・歴史・政治経済・文化等々中国観を再認識、「目からうろこ」で、はまってしまいました。
66歳の手習いだと新鮮な感覚で受験に臨み、想定問題集があったこともあり、無事合格。この経験を自分だけのものにしておかず、栃木県内で広げられたらと、6月の事務局長就任を機に、「中国百科検定」を地元でやることを提起。
暴走する「安倍内閣」の政治下、両国の関係は今最悪と言われるなか「尖閣諸島問題の平和的解決を」の署名を持参し対話することで、偏った情報に影響されている人びとも、「最近の動きはおかしい。戦争はだめだよ」と最後には署名に応じてくれます。
公式テキスト『中国百科』を未踏の領域の方に薦め、学び合い、相互理解を深めたいものです。受験会場が近ければ、受験者を増やしやすくなります。支部の存在を内外にPRして現状を打開・前進するために挑戦したいと考えています。

 

 


仲間づくりの輪さらに広げよう

 


「13年連続増勢」基礎に前進めざす

福岡県連合会理事長 松尾武蔵

 


 福岡県連は今年9月で創立60周年を迎え、10月の第53回県連大会をめざし12%増の150人余を増やし1400人の峰を築く、募金は120万円、来年の中国百科検定試験は福岡市と北九州市の2カ所で開催することを決定しました。現在、10支部が会議を開き目標を決め行動を起こしています。仲間増やしでは八幡支部や大牟田支部が目標の5割を突破し、支部づくりでは北九州市若松区が県連大会までに準備支部を結成して参加し、年内に支部を立ち上げます。
県連は昨年の全国大会の決定を受けて尖閣アピール賛同署名、京劇公演、中国百科検定試験に取り組みました。アピール署名は5市2町の首長・議長を含む2000人余を集め、昨年11月の京劇公演は市民会館に1000人を超える参加で成功し、今年5月の二胡演奏会には1500人を迎え大成功。九経連や福岡華僑総会など各界との交流を広げ、県民の中に協会の存在を示しました。
県連は県下の13支部1準備会で構成されており、月1回の理事会開催を中心に会員の要求にもとづくさまざまな行事を組み、この中で仲間を増やす「組織活動の五原則」の活動を進めています。県連は02年から連続13年間仲間増やしで増勢を続け、すでに30人を増やし、来年の県連大会を1500人で迎えることを決めています。

 


会員、読者の力を借りて

埼玉西部支部事務局長 平松辰雄

 


 埼玉西部支部の9月5日の定例理事会にはこれまで最高の11人の理事が参加しました。そこで、会員・日中友好新聞を読んでいただいている方全員に仲間増やしと緊急募金のお願い文をつくり、支部への振込用紙など同封して訴えることにしました。
支部は会員・準会員合わせて70人余。3年前にできた支部ですが、募金18口、7万6000円(9/28現在)が振り込まれたり、届けられたりしました。新聞は、見本を見せたり、郵送したりして4人(目標の50%)増やすことができました。
会員から入会のリーフレットを届けてほしい、という電話も入り、理事以外の会員の取り組みも始まっています。
支部では11月23日の「残留孤児」の話を聞く会や、12月3日「満蒙開拓平和記念館バス旅行」、来年8月の「村瀬守保パネル写真展」の成功を目指しています。
中国百科検定の会場は、さいたま支部と相談して確保の見通しですが、受験者を確保するのはこれからの新しい挑戦です。


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